フォトコンテスト

2009年第4回入選作品

最優秀賞

『収穫の頃』志田 壽

『収穫の頃』志田 壽

強風で倒れた稲を、腰を曲げて必死で起こそうとしている農婦の姿が心に響いてきます。倒れた稲を収穫するのは、想像以上に手間がかかり大変なものです。選者も子供の頃、よく稲刈りの手伝いをさせられたのでその大変さは理解しています。
何ともいえない暖かい夫婦の絆を写真から読み取ることができます。

優秀賞

『さぁさ、踊って』甲斐 隆昌 

『さぁさ、踊って』甲斐 隆昌 

満面の笑みを浮かべた踊り手の表情が、見事なシャッターチャンスで捉えられています。
地元の人でしょうか。周りを気にしない、踊り手のはち切れそうな笑顔が、写真を見る人全てを幸せにしてくれる作品です。

『海幸山幸』浜田 聰

『海幸山幸』浜田 聰

ぱっとするような写真ではないのだけれど、のどかな日常のたたずまいをストレートに切り取っているところに共感を覚えました。
鉄橋を渡っている列車「海幸山幸」のクラシックな外観も風景に調和しています。風があまりないのでしょう、水面も穏やかで前景の小船が画面にいっそうの安定感を与えています。

優良賞

『コスモス君に』 三輪 誠治

『コスモス君に』 三輪 誠治

見る人はまず画用紙の中に描かれたコスモスと現実のコスモスを交互に見てしまう。それが人の意識を不思議な空間へと誘う効果を出しています。
作者は斜光線の中で、スケッチしている子どもを背後から撮影していてアングルがとても斬新です。顔は見えないのに何故か子どもの表情まで浮かんできそうです。艶のある色再現と長く伸びた影が印象的です。

『秋のひまわり』村田 隆敏

『秋のひまわり』村田 隆敏

強烈な光のコントラストで作品から熱いエネルギーを感じます。広角レンズでぎりぎりまで花に近づいて撮影しているところがいい。
作者は広角レンズの特性を生かして、ともすると簡単になりがちのひまわりの花に、強烈なインパクトを与えています。ゴッホの「ひまわり」を彷彿とさせてくれる作品です。

『早朝の大根やぐら』谷村 龍生

『早朝の大根やぐら』谷村 龍生

やぐらに干され乾燥した大根のディテールまで、はっきりと確認できるくらい被写体ぎりぎりまで近づいて撮影すべきです。思い切ってやぐらと月だけのシンプルな画面構成にしたほうがより完成度の高い作品になったと思います。やぐらの向こうに見えている杉の木のシルエットも、中途半端に画面に入り込んでいます。

経済連賞

写真家 黒木 一明氏
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