Oh!宮崎 大地のチカラ
大地を守ることは、命を守ること。宮崎の大地と向き合う若き生産者を紹介します。
平成28年10月2日(日)・9日(日)放送
都城市高崎町で養豚業を営む柿木忠幸さんが今回の“キラリ★農業人”です。
繁殖から肥育までの一貫経営で、宮崎ブランドポークの銘柄豚「かんしょ豚」を生産。かんしょと大麦を配合した特別な飼料を与えています。
父親の年春さんからの「継いでほしい」という願いに応え就農。「なぜ餌を食べないのだろう」「なぜ咳をしているのだろう」という疑問に向き合う毎日です。
就農して12年、「だいぶ農業人らしくなった」と年春さんは話します。
生産グループの研修会にも所属しており、お互いの話を聞くと刺激になるそうです。
販売促進活動は消費者の方の声が聞けるいい機会ととらえており、今後も積極的に行いたいとのこと。
忠幸さんにとって農業とは「命を育て、命をはぐくむこと。育てた豚が健康に育ち立派に出荷されるまでが自分の力量次第という奥の深い仕事です」と話してくれました。
「かんしょ豚を多くの人に食べてもらうのが目標。個人的な夢は老後をゆっくり暮らしたい」と話す忠幸さんの顔はとても穏やかな笑顔がでした。