
Oh!宮崎 大地のチカラ
大地を守ることは、命を守ること。宮崎の大地と向き合う若き生産者を紹介します。
平成28年11月6日(日)・13日(日)放送

えびの市の吉留徹さんは両親と3人で和牛繁殖や水稲を生産しています。
農業を志したのは動物好きな点もありましたが、祖母の「農業を継いてほしい」という想いも決め手になったようです。会社勤めを経て、30歳になったのを機に農業の世界へ一歩を踏み出しました。
生き物が相手なので目が離せない苦労はありますが、子牛の出産など他に代えがたい喜びがあると笑顔で話します。
受精士の方等に意見をもらいながら勉強の毎日です。 「農業後継者の確保が難しい中、自分から継いでくれたのは力になる。音を上げず頑張ってほしい」と話すのは母親の博子さん。

実はこの日、初産の母牛が出産予定日を迎えていました。無事出産を見届けると「すんなりと産んでくれて、まずは一安心。」と安堵の表情を浮かべました。
将来の夢は「まずは規模拡大。そして品評会に常に出品できるようないい牛を育てたい。早いうちに叶えられれば」と真っ直ぐな目で話してくれました。