Oh!宮崎 大地のチカラ
大地を守ることは、命を守ること。宮崎の大地と向き合う若き生産者を紹介します。
平成28年8月28日(日)・9月4日(日)放送
県南部の串間市大束地区は、言わずと知れた日本を代表する甘藷の産地です。
ここで生産される甘藷は「レッドダイヤ」と呼ばれ、県内外で高い評価を得ています。
今回取材したのは3台続く甘藷農家の若き後継者、安永将平さんです。
「甘藷栽培の魅力は?」の問いに「なんといっても収穫です」。
奥様の里菜さんは「子どもが美味しいと食べてくれる時、農家としての喜びを感じる」と話してくれました。
「高品質な甘藷を、国内はもとより海外に出荷できる生産者になってほしい」と話す父・博行さんに応じるかのように「現在出荷している香港にもアピールできれば」と世界を見据えています。
農業大学校を卒業し、すぐ就農。「ブランドを守り、周りについていけるのか」という不安もありましたが、JA青年部の方々が支えてくれたとのこと。「相談しやすかったのは大きかった」そうです。
将平さんにとって農業とは「日々、勉強。毎年いいものができるとは限らないが、良い甘藷を消費者の方に届けたい」と“可能性は無限大”であることを取材を通じて感じました。