Oh!宮崎 大地のチカラ
大地を守ることは、命を守ること。宮崎の大地と向き合う若き生産者を紹介します。
平成28年8月14日(日)・21日(日)放送
普通のトマトと比べ甘みが強い「高糖度トマト」をご存知ですか?糖度は7度以上、ほどよい酸味と甘みとのバランスが絶妙でしっかりとした果肉が特徴です。門川町の中田健人さんはその高糖度トマトを生産する“キラリ農業人”です。
一般的な土での栽培ではなく、水耕栽培と呼ばれる技術を導入しています。高度な技術の反面、病気の発見に心がけているそうです。
父親の英治さんは「後継者ではなく、同じトマトを作る仲間と思っている。あまり口出しすることなくアドバイスを求められたら教えています」と話します。
農業を選ぶことに迷いはなく、「農業の基礎をもっと勉強したい」との想いから宮崎県立農業大学校へ進学。
町内のトマト農園で2年間勉強し、今年1月に就農。「技術的にはまだまだですが、10年後は地域を引っ張る存在になってほしい」と期待を込めるのは新門農園代表の新門剛さん。
「農業とは“生きがい”。日々勉強し、安全・安心なトマトづくりを追求していきたい。将来は世界中の人々に食べてもらいたいです」と海外進出の夢も持っています。
中田さんのトマトは、JA日向生産者直売所“八菜館”でも買うことができます。ぜひ一度手に取ってみてください。