Oh!宮崎 大地のチカラ
大地を守ることは、命を守ること。宮崎の大地と向き合う若き生産者を紹介します。
平成29年4月16日(日)・4月23日(日)放送

今回の「キラリ★農業人」は五ヶ瀬町で乾しいたけを生産する小椋優司さん。
農業の道を選んだ理由を聞くと、「宿命」とのこと。幼いころから祖父や父親の背中を
見て育ってきて将来ご自分も農業をやると感じていたそうです。
小椋さんの乾しいたけ作りのこだわりは、保湿用の柔らかい袋と雨よけ用の硬い袋
を使って一つ一つ丁寧に袋がけをしています。これは父親の代から行っている作業
のようで、小椋さんのしいたけ作りへの情熱が伺えますね。

そんな小椋さんの将来の夢は「いつか親父を超えるてみせる」とのこと。
いくつのも品評会で賞を取った父親は小椋さんの憧れでもあり、目標でもある
のでしょうね。
しいたけ作りの仲間たちからも愛される存在で、普段はひょうきん者だけど
仕事に臨む姿勢は真面目で良い品を作るとのことでした。
今後も父親を超えるという目標として、乾しいたけ品評会で「農林水産
大臣賞」獲得のために良い品を作り続けてほしいと思います。
平成29年3月26日(日)、4月2日(日)放送

今回の「キラリ★農業人」は高千穂町の濵山幸波さん。
「おまえのやりたいことは高千穂にある」という恩師の言葉を受け、
宮崎市から単身、高千穂で農業を営むと決断しました。
「集落の方々と土地を守る集落営農がしたい」という想いがかねてから
あったようです。
そんな濵山さんは夏はきゅうりやお米、冬はラナンキュラスを生産
しています。

「経営面等まだまだ勉強しないといけませんが、自分の考えで仕事
ができるのが楽しいです。」と農業の魅力を語っていただきました。
そんな濵山さんは、平成28年2月に行われた高千穂町花卉品評会で
最優秀賞の高千穂町賞を受賞しました。
高千穂に移住して3年経った今では同世代の友人もできしばしば交流。
彼女と出会ったことで食べることへの感謝や生産者の努力に触れることが
できたと、友人の皆様も語っていましたよ。
まだまだ走り始めたばかりの濵山さん。今後の活躍に期待です!
平成29年3月12日(日)・3月19日(日)

今回の「キラリ★農業人」は串間市で、グリーンザウルスでおなじみのみやざきビタミンピーマンを生産する奥村悠之さんです。元々岐阜県で家族と一緒に、ふすまや掛け軸を作る表具屋を営んでいましたが、業界不振といこともあり、叔父が農業をしている宮崎で就農することを決意。最初はどうしていいか分からなかったけど周りの仲間に支えられれて今では農業が楽しいとのこと。「就農して4年経ち、最初は心配でしたがだんだんとたくましくなってきた。」と叔父の森通弘さんも話していました。

実は奥村さんは、ご自分でピーマンを生産する前はほとんど食べていなかったとのことですが、宮崎に来て就農してから実際に食べてみると、イメージとは全く違いとてもおいしかったとのことでしたよ。
農業とは「絆」と答えた奥村さん。これからも家族や仲間とともに宮崎、そして日本の農業を支える一員となっていただきたいですね。