
2011年第4回受賞作品
最優秀賞
『柿ちぎり』西原 知里
柿の熟した風景は日本の秋を象徴する風物詩のひとつです。作者と撮られる側の老人との自然な対話が聞こえてきそうです。
写真に温かみがあり、見ているだけで甘い柿の味が想像できます。タイトルもストレートで共感が持てます。
優秀賞
『氷の造形』河野 勝己
川の岸辺で撮影されたのでしょうか。
素晴らしい観察力だと思います。
自然の中から造形的な部分を見つけ出すのはなかなか難しいものですが作者はしっかりと絵になる場所を見つけ出しています。
優良賞
『秋まつり』 稲田 義美
ストロボを併用することによって神輿の担ぎ手の力強い躍動感が伝わってきます。
動と静が象徴化されて、勇敢な男たちの掛け声までが聞こえてきそうです。
空の部分はもっと大幅にトリミングした方がいいでしょう。
経済連賞
