
ねぎ

特徴
- ねぎは日本の伝統的な野菜です。白ねぎと青ねぎがあり、白ねぎは栽培において 土寄せによって軟白部分を30cm位にしたもので、深ねぎとも呼ばれています。 冬の鍋物には欠かせない野菜で、周年供給されていまが、10月〜3月に出回るものには特に甘味があります。青ねぎ(葉ねぎ、小ねぎ)は九条ねぎ系の葉ねぎを若取りし、商品化するものですが、土寄せしないで栽培するので、青い葉の部分を 食用とします。本来は春〜夏が旬ですが、周年安定した生産が行われています。
栄養成分
栽培のポイント
【品種】
白ねぎ(深ねぎ)=葉身が太くて硬く、葉鞘部はかなり太く、土寄 せにより長い軟白部を形成する品種が使われています。
小ねぎ(葉ねぎ)=立性で揃いがよく、葉が細くて柔らかく濃緑 で、生育の早い品種を選定しています
【育苗】
ハウス内でのセル成型育苗、またはチェーンポット育苗が行わ れています。育苗日数は、秋冬播で60〜70日程度、春播で40〜 60日程度となります。草丈40cm位の苗を20〜25cm位に葉刈 りして定植します。
【定植後】
排水に注意して根ぐされを防止しています。土寄せは、定植後 20〜30日頃、50日頃、70日頃の3回行い、軟白部分の長さが 30cm以上になったものを収穫しています。小ねぎ(青ねぎ)は、 ハウス内の広畦に直播し、葉丈40〜50cmになれば順次収穫し ています。
選び方
- 根深ねぎ(白ねぎ)の場合は、切り口が新鮮で、触ったときにフカフカせずしっかりとしまりがあるものを選びましょう。また、緑と白い部分とのコントラストがくっきりしているものほどより丁寧に軟白栽培されたものです。
保存方法
- 5℃前後で新聞紙に包んでおけば3〜4日保存できます。
冬に出回る土つきねぎは日陰の土中に青葉を出して斜めに埋めておけば春まで保存できます。
栄養価・効用
- ビタミンC、カルシウムを多く含みます。葉にはビタミンAも多いです。特有の刺激臭は硫化アリルという成分によるもので、ビタミンB1の吸収を高め、でんぷんや糖分をエネルギーに変える働きがあります。また、硫化アリルは肉、魚の生臭さを消す働きがあります。
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