
Oh!宮崎 大地のチカラ
大地を守ることは、命を守ること。宮崎の大地と向き合う若き生産者を紹介します。
平成28年5月1日(日)、8日(日)放送

宮崎市高岡町で酪農を営む石川幸次さん。搾乳牛、繁殖和牛の270頭を飼養しています。
当初は家業を継ぐのに否定的だった幸次さんですが、両親の背中を見るうちに魅力を感じ農業の道を選びます。父親の幸保さんは「一生懸命邁進してくれている、ありがたいですね。」と話します。
「生き物が相手なので365日仕事はありますが、日々の牛の成長を見ることができるのが最大の魅力です」と語る幸次さん。忙しい中でも時間を工夫し、青年部の活動や子どもたちを農場に招いて農育活動を積極的に行っています。

牛乳を使用した新製品の開発にも積極的に関わっています。子育てや趣味のトライアスロンにも時間をあてています。
幸次さんにとって農業とは「感謝」。消費者の方に感謝され、幸次さんは牛に感謝する。安全・安心な牛乳を生産することで想いに応えたいとのこと。
「もう少し規模を拡大して雇用も増やし、自分の時間を作り趣味にも子育てにもまい進したい」と笑顔で夢を話してくれました。一番の理解者である家族がそばで支えてくれることが、幸次さんの一番の原動力ではないかと感じた瞬間でした。