
さといも

特徴
- 宮崎県では、主に石川早生、中生里芋、宮崎さといも、セレベス、京芋が生産されています。また、えび芋を種芋としてズイキ(葉柄)を生産しています。
栄養成分
栽培のポイント
| 用途 | 性質 | 品種 |
|---|---|---|
| 子いも用品種 | 親芋は食用にむかず、子芋を食べるもの | 石川早生、中生里芋、宮崎さといも、土垂、エグ芋、女早生 |
| 親いも用品種 | 子いもの着生が少なく肥大しないもので、親いもが大きくなるもの | 京芋 |
| 親子兼用品種 | 親いも・子いもともに食用とするもの | 八ツ頭、セレベス(大吉赤芋)、唐いも(イウノイモ) |
| 葉柄用品種 | 葉柄を利用するもの。生もしくは乾燥したもの(いもがら)を調理して食べる。 | はすいも、白だつ、山津水いも、セレベス、唐いも(トウノイモ)、ビンロウシン、キザン芋 |
※唐いもは、関東地方では「えびいも」といわれる。
選び方
- 適度な泥が付いており、少し湿り気のあるものが新鮮です。
さといもは品種によって形も大きさも多様ですが、大きさと形のそろいのよいものを選びましょう。
表面が割れているものや触って柔らかいものは避けましょう。
保存方法
- さといもは寒さと乾燥が苦手なので、冷蔵庫には入れずに新聞紙に包んで常温で保存しましょう。
表面が湿っている場合は、そのままだとカビ臭くなるので、天日でさっと乾燥するのが良いでしょう。
皮をむいてあるものは、傷みが早いので2〜3日で使いきりましょう。
皮をむき硬めに塩ゆでして水気をとれば、1ヶ月程度の冷凍保存が可能です。
栄養価・効用
- 炭水化物が多く、カルシウム・ビタミンB1・B2・カリウムを含みます。
さといもは水分が多く、いも類の中でも低カロリーと言われています。
栽培ステージ
【調理のポイント】
さといもを調理する際に、手の皮膚がかゆくなるのは、シュウ酸カルシウムのとがった結晶が原因です。この物質は酸に弱いので、皮をむく前にさといもを酢水にひたすと良いでしょう。ゆでるとアクが出るので、お米のとぎ汁に酢を少し加えゆでると、仕上がりが白く、柔らかくなります。さといものぬめりは、皮をむいた後に水洗いすればとれますが、ぬめりの成分に健康効果が期待できるので出来るだけ落 とさないようにして調理するのがポイントです。



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