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JA宮崎経済連 生産者とともに県選出国会議員を表敬 

 5月25日、JA宮崎経済連の坂下会長・平島副会長・立山畜産担当参事は、今般の配合飼料価格高騰を受けて、宮崎牛肥育牛部会長会議の岩崎勝也部会長・黒木章夫JAグループ宮崎養豚部会連絡協議会会長・石川幸保酪農協議会会長・岩本和也児湯養鶏農協組合長ら畜産生産者代表と共に宮崎県選出国会議員(江藤氏・武井氏・古川事務所・松下氏・長峯氏)と藤木眞也氏(全国比例)を訪ね、生産現場の窮状を訴えました。
 
 配合飼料価格が、ここ2年程で約20,000円/トン上昇しています。特に原料として大きな影響を及ぼすトウモロコシにおいては、ウクライナ情勢も加わり高騰要因の大きな要因となっているおり、今回、JA宮崎経済連はこうした状況下で生産者の生の声を聞いてもらうことが、現場の状況を最も理解できると考え実施しました。特に、江藤拓農林調査会長においては、先日の東臼杵畜連子牛セリ市を訪れ、急激に落ち込んだ子牛価格を目の当たりにしており、「このままでは、日本の畜産が滅びてしまう」と懸念。業界では今後の配合飼料価格がさらに値上がりするとの見方から、その不安から影響したのではとみています。
今回、生産者代表として岩崎肥育部会長は「これまで何とかしのいできたが、もう限界だ。マルキン見直しをして頂いたことは感謝するが、先行き不安の中、繁殖農家や肥育農家がやめていくことになると基盤を元に戻すことはできなくなる」と強い口調で訴えました。
また黒木養豚部会長は、配合飼料価格高騰に加えて豚マルキン制度が改正されてから一度も発動していないことに触れ、現行制度見直し(累積算定から月別算定へ)も要請。
酪農代表の石川会長は、昨年から続く乳製品在庫問題に合わせて期中での乳価引上げ交渉が不可欠と訴えました。
さらに、児湯養鶏農協の岩本組合長は、この配合飼料価格値上げで鶏卵販売価格を50円/㎏程度あげないと経営は難しいことを伝え、現在の鶏卵生産者経営安定対策事業の見直しと空舎延長事業の安定基準価格引上げ、さらには国費負担割合の引上げを要請しました。
江藤拓農林調査会長は、「今回の生産者の声を直に聞いたことで、畜産農家全体がかなり厳しい窮地にたたされていることが伺えた」と話し、一刻も早く対応策を打ち出すために、すぐに畜酪小委員会を開いて検討していきたいと述べられました。

2022.05.28

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