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協同会社でさといもの冷凍加工始まる
青果物の冷凍加工などを行う㈱ジェイエイフーズみやざき(JA宮崎経済連グループ)では8月27日、さといもの冷凍加工処理が始まりました。
県内を中心とした契約圃場から毎日約10tのさといもを受け入れ、当日のうちに冷凍加工処理を行っています。
県内ではさといもの疫病が発生し、ここ数年は収量が激減している状況です。
同社ではJAや経済連と連携しながら、県内で契約している全圃場を生産管理システムに登録し、毎週巡回し、
防除の徹底をよびかけるなど圃場管理に力を入れています。
行政とも連携し、畑かんを活用した灌水や品種・肥料試験も行い収量確保に取組んでいます。
米良大輝係長は「疫病の被害はあるが、生産者や関係機関の努力により、10アールあたり2トン近くの収量が期待できるまで回復してきた。また大型収穫機を購入し、法人やJAと連携しながら収穫作業や出荷後の調整作業を受託するなど省力化にも取組んでいる。安定的に美味しいさといもを届けたい」と話しています。
今シーズンは県内を中心に92圃場、約28ヘクタールで作付しており、約600tの出荷を計画しています。
2018.09.10