• 江戸末期に現在の日向市で、長曽我部平兵衛氏が山中で発見し栽培していたものが地域に広めたため、平兵衛さんの名前から「へべす」と呼ばれています。
  種がほとんどなく、皮が薄く搾りやすくまろやかで、果汁たっぷりです。
  露地・ハウス等で栽培されています。

【品種】

ヘベス（香酸かんきつ）

【育苗】

若木期間は、寒害をうけやすいため、植付２・３年間は稲わら・こも・寒冷紗・モヘヤーマット・サニーセブン等で樹冠全体を覆って防寒します。

【定植後】

他の品種の花粉を受粉すると種子が多くなる傾向があるので、他の中晩柑類との混植をさけます。日陰での生理的落下が多くなるので、枝のこみすぎや密植をさけます。

• ●緑が濃く、香りがあり、丸く外観（表面）に傷等のないものがよい。

ポリ袋に入れ、密封して冷蔵庫で保存すると、２０日ぐらい日持ちします。

• 焼酎には輪切り、味噌汁などにはみじん切りにして、果汁は鍋物や焼き魚などに使用します。冷奴の薬味にもおすすめです。

• ビタミンＣを多く含み、疲労回復や高血圧の予防効果があると言われています。