2009年は宮崎県農業において、大きな自然災害もなく、稲作などを中心に豊作に恵まれ、農作物全般が順調に生産された年でありましたが、飼料、燃料等の資材価格の高止まり傾向により厳しい農業経営を強いられた年でもありました。
また、不況による消費マインドの冷え込みで、良い物が売れず、農家の努力を販売価格に反映できない年でもありました。
政治では、政権交代という大改革が起きましたが、新政権においては、「食」や「農」に対する確固たるビジョンと、新たな農業の形を模索するエネルギーに期待します。
農業にとりましても、大転換期を迎えています。もう一度基本に立ち返り、自己改革も含めて見直す大事な時期だと認識しています。
農業県にふさわしい仕事とは、もちろん生産量の拡大はありますが、消費者の信頼を勝ち取る安全・安心な農畜産物の生産であります。基礎的産業と言える農業の発展が商工業、観光産業の発展につながるものと信じます。
農家の皆さまには「良い物をどんどん作ってください」とお願いしています。私たちは、宮崎県産農畜産物の良さを県民、国民、さらにはアジアへPRしていきます。
今後の戦略は「ローカルandグローバル」です。東国原知事のトップセールスで、宮崎の農畜産物の知名度は全国上位にランクされましたが、トップではありません。今こそ県民、行政、農家、私たち団体のエネルギーを結集させる時です。
今年のキーワードに『前進』という言葉を掲げました。すべての農畜産物の誕生する舞台は大地です。宮崎の大地をしっかりと踏みしめ、1歩といわず2歩、3歩と大きく前進しましょう。
宮崎の農業は県民性と同じく、愚直で正直な心を伝える農業です。生産物は生産者の心。つまり、宮崎の農畜産物は嘘がない「本物」なのです。
農業県・宮崎を支えるためには、県民の皆さまの後押しが必要です。私たちはそのための努力は惜しみません。ぜひ、宮崎農業の応‘縁’団になっていただき、ナンバーワンを一直線に目指しましょう。
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