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地域に合った機械化一貫体系確立!
冬春時期に出荷される加工キャベツの定植が最盛期を迎えています!
JA宮崎経済連は9月3日、アグリ事業で取り組むチャレンジファーム(川南町)で、
乗用二条全自動定植機による定植を開始しました。
昨年からヤンマーアグリジャパン㈱と連携し、機械化一貫体系の確立に取り組んでおり、
更に地域に合った体系化を目指しています。
全国的には加工キャベツの機械化一貫体系は既に出来ているものの、ハーベスターによる収穫に合わせ一条植えが主流です。
そんな中、本県では二条植え中心の地域もあり、一条植えでは既存の畦立て機や定植機が使えないなどの課題が残っていました。そこで、二条植えでもハーベスターで収穫できるスペックで定植し、機械化一貫体系の普及につなげたいと考えております。
経済連 営業開発課の川畑友和課長補佐は
「人手不足が深刻化する中、機械化は必至です。本県に合った機械化一貫体系が確立されれば、作業受委託の仕組み作りなどにもつながると思っています。継続して生産できる体制の構築を図っていきたいです」と話しています。
今シーズンは県内西日本を中心に約3,000tの出荷を計画しており、今後も同メーカーの協力のもと、収穫機による収穫も試験的に行う予定です。
写真=実演機による定植の様子(川南町)
2018.09.21